22歳、広告学生の備忘録

某広告代理店に内定をもらった大学生が、卒業までに可能な限り自らに磨きをかけようと、奮闘する様を赤裸々に書いてます。

小銭稼ごうとネットビジネスやって断念した話②

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はい、どうも。

タクマです。

 

前回の続きから参りたいと思います。

 

eスポーツ(LOL)もしくはラクロスに関係したものを売ろう!

そう決めた私はすぐにその二つの販売会社の調査を始めました。

現時点で販売会社はあるのか?

あったらどれくらいの規模なのか?

どんなものに需要があるのか?

 

調べたところ

LOLの方は大きな専門販売会社はなく、あったとしても個人経営のネット販売だけでした。販売しているものはグッズなのですが、数は無数にあり、どれに需要があるのかが把握できない状態でした。グッズに関しては、海外のサイトやオークションを使うと安く仕入れられそうでしたが、如何せん数が多すぎて、何が売れるのか全くわかりませんでした。元手資金が十分にあれば(在庫を大量に持つことができるなら)成り立つでしょうが、当時そこまでお金はなかったので、LOLのグッズ販売は諦めました。

 

一方でラクロスは、(自分がプレイしていたのもあり調べるまでもなかったのですが)

大手販売会社が2社程ありました。売っているものはラクロス用具で、クロス、防具、ヘッド等…。需要があるものは限られていたのでわかりやすかったです。仕入れに関しては、海外の販売サイトを使えば安く仕入れられたので、大手販売会社と同じような値段で販売できそうでした。しかも輸入販売ってなんかカッコイイ!

 

こうして私はラクロスの用具の販売サイトを作ることに決めました。

 

「よし、まずはサイトを立ち上げる必要があるな」

私が当時使ったのはBASEと言うショッピングサイトを簡単に作成できるサービスを

提供しているサイトでした。よくある感じで、デザインや紹介文を作成し、サクッとサイトを立ち上げました。

thebase.in

(本当はここで画像でも使って紹介したいのですが、残念ながら私が作ったサイトはもうありません笑)

 ここまでは順調でした。

 

 では実際に商品を仕入れてみよう!

海外の販売サイトを眺めてみると、日本で買うのと同じくらいの値段でラクロス用具が売っていました。クーポンで10%OFF等になることを考えるとむしろ安くなるものもありました。

早速自分も気になっているもの仕入れようとしましたが…

 

ここで輸入販売の問題が発生してしまったのです。

海外から日本にものを輸入する場合、関税と送料がかかります。

そのせいで、物の値段は安く抑えられても、総計の料金は日本で買うよりはるかに高くなってしまいます。

 

具体的に言うと

日本    → 11000

アメリカ  →9000

のものに関税と送料がかかり、最終的には

日本    → 11000

アメリカ  →9000

になってしまうのです。

 

ここで少しくじけそうになりましたが、少し考えました。

 

じゃあ何で大手販売会社は仕入れを安く抑えられていいるんだ?

簡単です。規模の経済を働かせているからです。

規模の経済とは?

生産量の増加に伴って、平均費用が低下し、収益性が向上すること。スケールメリット

                          コトバンクより

 

つまりたくさん 仕入れることで一個あたりの送料を限りなく低くしているからなのです。(関税は数百円、送料は数千円)

「なるほど、たくさん仕入れれば良いんだな」

そう思うも、私は大学生で手元資金も少なく、大量に仕入れることができる状況ではありませんでした。

しかし、ここで諦めてしまうのもなんか負けた気がしたので。

 

赤字覚悟で1個仕入れて売ってみようと思いました。 

 

とりあえず物品販売とはどういうものか体験してみたかったのです。

 

そういうわけで日本で10000円くらいのものを14000円で仕入れ

BASEで作ったお店に9500円で並べてみました。

 

当然ながら売れません。広告をしてませんから。

 

専用のツイッター垢を作り、片っ端からラクロス部の人をフォローしました。

そしたらなんと3日後くらいに注文が!

無事売れました笑

 

しかしここでまた問題が

なんと私バカなことに送ることを全く考えていなかったのです。

急いでちょうど良い大きさのダンボールを買い、梱包して送りましたが、

これもしっかり追加費用なのです。

 

以上が小銭稼ごうとネットビジネスやって断念した話です。

 

まとめると

何かを海外輸入して販売する場合の仕入値は

物品価格+関税+送料+梱包料+送料

 

このうち送料と梱包料は規模の経済が効くので、大量仕入れを行うと何とか商売として成り立たせることができる。

 

これから輸入販売を始めようとしている人の参考になれば幸いです。

 

終わりッ!!


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